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第63回群馬県医学検査学会
  学会長  町田 哲男
群馬大学医学部附属病院
検査部 技師長

 

 会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 第63回群馬県医学検査学会を北毛ブロックが担当することになり、現在、役員一同鋭意、計画と準備を進めております。

 今、医療は様々な職種の多様性に富んだ人たちで構成されたチーム医療で成り立っています。その中で、私たちが臨床検査技師としての職責を果たすためには、個人個人が向上心を持って自己研鑽に励み、臨床検査の技術向上と品質保証への取り組みを弛まず続けていくことが必要です。また多様性に富む人たちと円滑な人間関係を保ちながら臨床検査室への安心と信頼を築いていかなければなりません。

 

 今回の学会テーマは “一歩まえ(未来)へ!” です。

 今日と明日の医療を支える臨床検査技師としての厚い信頼を得るためには、様々な場面で相手の意見を傾聴し、自分の意見はわかりやすく発信すること、また、やるべき物事には主体的に取り組んでいくことが必要です。そして、「一歩前に踏み出して」実践していくことが非常に重要なのではないでしょうか。

本学会が「発信力、物事に主体的に取り組む力、一歩前に踏み出す力」にさらに磨きをかけるきっかけとして、皆様にとりまして実りある学会になりますよう、役員一同誠心誠意準備を進めてまいります。

 

多くの皆様からの演題発表と、ご参加を心よりお待ち申し上げます。

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